フコイダンの効果 保湿効果
フコイダンは海藻が海の中で傷ついたときに、その傷口から細菌などが入り込まないように作り出した保護粘液だと考えられています。海の中にはいろいろなものが海流にのって流れてきます。今のように、たくさんの人工物、プラスチックとかガラス瓶とか、船体の破片とかは昔はなかったでしょうけれど、貝殻のカケラとか、岩のカケラ、魚や鳥の死骸などは流れていたでしょう。
海藻は傷ついても、治療できるわけではありません。ですから、自らを守るためにフコイダンのような物質を作り出してきたのだと思われています。
また、海藻の中には、潮が引くと空気中に出てきてしまうような浅瀬に生息しているものもあります。水中から空気中に出てしまうと、海藻の表面はすぐに乾燥してしまいます。これを防ぐためにもフコイダンのようなヌルヌルして、空気中に出ても、太陽に当たっても水分を保っている成分が必要だったと考えられます。
空気中でも水分を保っている成分がフコイダンですから、フコイダンには保湿効果があるのです。このフコイダンの保湿効果を利用して、フコイダンを成分に含んだ化粧品なども生産されています。

