フコイダンとは
フコイダンとは、海藻に含まれる成分の1つです。海藻の中でも、褐藻類にだけ含まれています。主にモズクや昆布、わかめやメカブ、それにひじきなどは褐藻類に分類される海藻です。フコイダンはそれらの海藻の表面にあるヌルヌルした粘着性の物質に含まれています。
このヌルヌルした粘着性の成分は、海の中で漂う海藻が、海流によって運ばれてきた漂流物によって海藻の表面が傷つけられた時、その部分を覆って、海藻を細菌などの感染から防護する役割を持っています。また、海面近くに生育する種類の褐藻類では、引き潮の時に海面から出てしまったときに、表面が乾燥しないように防護する役割もあります。
このヌルヌルの粘着性の主な成分がフコイダンです。その他に、アルギン酸やラミニンなどの成分も含まれています。
フコイダンは多糖類の1つです。多糖類は広く生物界に分布している成分ですが、フコイダンの特徴にたくさんの硫酸基を持つというものがあります。実はこの硫酸基の抽出や分析をなかなか行えず、フコイダンは長い間注目されずにいた成分です。




